セイジョーの薬剤師の給料は低い!?
更新:2023/03/29
[ドラッグストアを会社別に見る]セイジョーで薬剤師として働く、というと給与が低いといったイメージが強いかもしれません。
しかし、実際にはそれほど低いものではなく、運営会社であるココカラファインの福利厚生も充実しているといったメリットも存在します。
そのようなメリットを挙げつつ、セイジョーの特徴を通して自分にあっている就職先であるかなどを見て行きましょう☆☆☆
セイジョーで薬剤師として働くのはオススメしない?
セイジョーで薬剤師として働くということは、ココカラファインで働くということでもあります。セイジョーブランドが主に展開しているのは、東京の西南部が中心となります。
セイジョーはこの地域を拠点として東京からさらに神奈川や埼玉、さらに静岡といったエリアに拡大を続けてきたドラッグストアチェーンで、2013年にセガミと経営統合し、ココカラファインとして再スタートしました。
さて、セイジョーとネットなどで調べてみると年収が低い、昇給が少ないという評価が数多く見られますが、実際には新卒で400万円前後で、これにはボーナスや残業代、さらに支給される交通費は含まれていません。
また、平均して見ると大体450万円程度で、これは業界内で見てみると平均的でそこまで低い、という印象は受けません。
ちなみに月収にして30万円程度ですから、まあまあ平均的な数字でしょう。
もちろん、これは役職に就いていない前提なので、管理薬剤師、または店長といった立場になれば年収は700万円程度まで上げることが出来ます。
また、店舗自体が首都圏に集中していることからかなり多忙な店舗が多いことが予想され、その結果薬剤師には調剤業務以外にもレジや棚卸しといった仕事が回ってくる可能性が増えます。
そのため、残業代がかなり加算されていく可能性が高く、その結果かなり稼げる可能性も大きいと言えます。
セイジョーの薬剤師に必要なのは信頼!
セイジョーの薬剤師となると、調剤業務、および処方箋によってお客様に服薬指導を行ったりするほか、ドラッグストア店舗内にて販売されている一般医薬品、つまりOTC、さらには美容商品といった一般商品に対しても使用説明、さらに成分の説明をする必要が生まれます。
そこで自分の担当外だから、と蔑ろにしたりせず、聞かれたならばきちんと応対しなければなりません。
特に成分の説明となれば、たとえ第一医薬品でなくとも、患者さんの体調、服用中の薬によっては副作用の可能性があります。
そうなれば持っている専門知識をもって薬剤師としての役割を果たさなければなりません。
特にセイジョーは首都圏を中心として、地域に密着したお客様の健康維持、そして健康的な身体に回復することを目的としていて、薬剤師はその中で専門知識を活かし、人間的なつながりを通して人々から信頼を得て活躍することが期待されています。
そのため、薬剤師としての知識以外にも、コミュニケーション能力が必要になります。
コミュニケーション能力を駆使し、信頼される薬剤師として成長できれば薬局長というポジションにキャリアアップしていくことが可能です。
薬局長というのはいわば店舗責任者であり、マネージメントといった薬剤師間でのコミュニケーションが重要となるポジションであると言えます。
セイジョーの薬剤師は時代にノッてる!?
セイジョーの薬剤師は、ドラッグストアで併設された調剤薬局の中で業務を行う以外にも来店が難しい患者さんのために在宅服薬指導を行っているといった特徴があります。
これは、ココカラファインに統合される以前のセイジョーが2008年設立という新しい会社であったからこそ柔軟に求められている役割を時代に合わせて実行できるというメリットを示しているとも言えます。
また、他にも家庭のある従業員の仕事と私生活との両立に対する支援の質が高く、特に子育て支援は非常に充実しています。
なにしろ、産休育休は、最も長い期間で見ると子供が満2歳になるまで取得ができます。
さらにその後も子どもが小学校に入学するまでが時短勤務が可能であったりと子供がいる薬剤師にとって非常に働きやすいものになっています。
休日も週休2日制、年間休日は110日と充実していて、介護休業も備えているので、私生活を重視したい人にとってはおすすめの就職先といえるでしょう。
しかし、店舗によっては休暇が希望のタイミングで取りにくかったり、忙しさに差が生まれたりしてしまいます。
それは求人票からなかなか読み取れるものではありませんので、そこでオススメなのが薬剤師専門の転職サイトへの登録です。
専門、というだけあって転職に役立つ非公開の情報もたくさんあり、コンサルタントの力を借りて面接対策も可能です。
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