ダイエーの薬剤師として「なりたい自分」へ
更新:2023/04/12
[ドラッグストアを会社別に見る]ダイエーの薬剤師といえば、どのような特徴が浮かぶでしょうか?
やはり、全国店舗であるということから引っ越しには困らないだろうな、というところでしょうか。
ダイエーはたしかにそのメリットも兼ね備えていますが、ほかにも自分のやりたいことを積極的にやらせてくれる環境や様々なキャリアが目指せる仕事形態といったものも挙げられます。
それらのポイントを押さえながら、ダイエーで働くこととはどのようなことか見て行きましょう☆☆☆
ダイエーの薬剤師は儲かるの?
ダイエーの薬剤師ってどのくらいの給与がもらえるものなのでしょうか?
ダイエーは現在、イオングループが完全子会社として経営再建を行っている途中です。
そのため、運営においてまだ不安定な点が残り、その結果経営状況としては赤字を出している状況です。
そのため、年収が低いのではないかと危惧されている方も多いでしょう。
しかし、もしあなたがダイエーの薬剤師として就職すると、だいたい年500万円~550万円程度が期待できるでしょう。
薬剤師業界全体から見ると、その平均年収は約550万円と言われていますから、平均的なもの、と言えるでしょう。
ただし、全国チェーンである以上、地域によって忙しさや就職場所としての人気の差もあるので、ある程度金額は変わってきます。
さらにそれまでの経験や実績によっても金額は変動します。
そのため、薬剤師不足が深刻な地方での就職を狙えば自ずと給与は高くなるでしょう。
更に人が少ないことで昇進もしやすく、早々に手当が期待できるかもしれません。
ただし、人数不足の場所に行くのであれば、ある程度仕事が一人に集中することは覚悟しなければならないでしょう。
ダイエーの薬剤師になれば仕事に困らない!
ダイエーの薬剤師になるということは、全国どこにいても仕事場がある可能性が高いことにもつながります。
ダイエーは全国規模で店舗を展開していますから、たとえ家庭の事情などで引っ越しを必要とすることになってもそれ=退職を覚悟しなければならないということではありません。
そのため、転勤族の旦那さんと結婚したから長期で同じ場所にいられない、という人にもお勧めです。
さて、ダイエーは1957年4月10日に設立され、その資金は現在565億円となっています。
総従業数は正社員 5,193人、さらにパートタイマーやアルバイトが 16,457人、そして総店舗数は198店舗にのぼります。
最近では薬局にも着手するようになり、OTC薬局、調剤併設型、更に調剤のみという3タイプの薬局があります。
調剤併設型の店舗の薬剤師になった場合、薬のピッキングや監査そして投薬という3つの過程をそれぞれ分担して別々の薬剤師が仕事を行います。
このように効率化、そして安全を重視した方法でお客さまが安心して処方された薬を服用できるようにしているのです。
また、処方箋に書かれた内容に疑問を感じる部分があれば、直接処方した医師に電話して確認したり、間違いがあった場合には書き直してもらうといったこともあります。
さらにOTCを扱う薬剤師であれば来店するお客さまの相談に乗ったりすることでそのお客様の症状、そして体調に応じ、適切なアドバイス、そして薬をおすすめします。
さらに店舗の運営にも関わるので、接客だけにとどまらず商品を店に並べたり、陳列方法を考えたりといった売場作りも任されます。
そのため、地域ごとに売り場の特徴や接客方法が異なるといったことがあり、転職の際には少しなれるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、その地域に住み、地域の方々とコミュニケーションをとって馴染んでいくなかできっと自然と慣れて行くことでしょう。
そのため、仕事場を見つけやすいだけでなく、続けやすい仕事、とも言えます。
ダイエーで薬剤師として、人として成長
ダイエーの薬剤師として働く上で知っておくとく仕事の特徴としては、やはり大型商業施設の中にある店舗でのドラッグストアに勤務するということです。
それは、様々な人と関わる機会が多くなるということを意味します。そのため、一般的なドラッグストアや薬局よりもお客さんと話す機会も多くなります。
そのため人とコミュニケーションを取りながら、薬剤師にかぎらず、店舗内の他の職業の人とも関わりながら仕事をしたいと思っている方におすすめの仕事です。
また、若いうちから責任のある仕事を任せられることや、たとえ正社員ではないパートやアルバイトと言った立場からでも責任のある仕事ができるということから非常にやりがいのある仕事だと言えます。
仕事にやりがいがほしいと考える方、さらに人と話すのが好きな方にはお勧めの職場です。
また、薬剤師の仕事だけではなく、店舗経営にも興味があるならなおおすすめといえるでしょう。
早いうちからやりたいことをやらせてくれる立場になれることから、売り場管理といった仕事が経験できます。
商品の発注や陳列、そして販売をするだけでなく、売場の運営方法や小売業としてのノウハウについても積極的にそして実践的に学べるのです。
また、キャリアプランの一つとして、本部でSV、つまりスーパーバイザーやMD、マーチャンダイザーに進むという方向もあります。
ダイエーはそのような夢が実現可能な会社だといえるかもしれません。
さて、ダイエーへの転職を考えているのであれば、まずは転職サイトに登録することがおすすめされます。
それは、冒頭で述べましたように、年収というのはその人の経歴によって大きく変動するからです。
この年収の決定は面接などを通して行われますが、お金に関するデリケートな話というのは難しいものです。
はっきりと希望を言わないと後々不満の原因になりますし、だからといって強気に行き過ぎると印象を悪くしかねません。
そこで利用したいのは転職サイトでの登録を通して連絡の取れる転職コンサルタントです。
プロの手に任せることによって自分の希望を的確に相手側に伝えつつ、後々の人間関係に影響させることを防ぐことが出来ます。
転職自体についてもアドバイスももらえるので、転職を考える際にはぜひ登録から始めましょう。
いざというときに備えて薬剤師転職サイトに登録しておこう!
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