南山堂の薬剤師は社員に優しい!
更新:2023/04/12
[調剤薬局を会社別に見る]南山堂の薬剤師は社員への優しさを大切にする企業理念から、居心地の良い職場環境が提供されているといえます。
従業員に向ける優しさはきっと患者さんへ帰る、そんな考えから生まれた企業理念です。
そんな南山堂の調剤薬局について見ていきましょう☆☆☆
南山堂の薬剤師は福利厚生が抜群!
南山堂の薬剤師になるというのはどのような会社に務めることになるのでしょう。
南山堂本店の住所は東京都にあり、設立は1992年、資本金3,000万円のスタートで、今では売上高は平成27年9月期で150億円を記録している調剤薬局です。
事業所は今では73か所にも上り、その県は茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、長野県、静岡県、石川県、福井県、愛知県、大阪府と広く展開しています。
従業員は502名在籍しており、うち薬剤師は322名、平均年齢は34歳となっています。
全国に73店舗を展開する保険調剤専門薬局の南山堂薬局グループは、週休2日、年間休日120日と余裕のある休暇制度で、残業5時間/月以内となっています。
薬剤師の福利厚生には、住宅手当、社会保険完備、交通費支給、借上社宅制度、退職金制度、社員研修旅行などがあります。
給与は各種手当を含み、経験、年齢、そして勤務地に応じて260,000円から500,000円と幅広くなっています。これは実力次第でより多く稼げるというやりがいにもつながります。
ちなみに調剤薬局の薬剤師年収の平均値で見ると、20代で470万、30代で513万ということで、20代で比べると南山堂では400万円と少ないですが、35歳のモデル年収で見ると550万円と高くなっています。
若い時の給与は薬剤師業界では低めに感じていても、きちんと実績を積めば給与が上がっていっているというとらえ方ができますね。
南山堂の薬剤師のスキルアップにぴったり
南山堂では、薬剤師が自分の知識を高めるために多くの工夫を凝らしています。
まずは薬剤関係の学術大会への参加です。
南山堂では薬局における日常的な業務内でテーマを考えて目標を掲げ、さらにテーマの内容をチームを組んで専門的に精査し、実際に数値データを集計して発表するということを行っています。
もちろん発表を行うことによってプレゼン能力の向上、さらに自分の理解を深めることもできますが、一緒に参加されている他の薬局の方々の発表内容を聞き、直接話ができることでより専門的な知識を吸収でき、医療従事者の方々と意見を交換、さらに意識を共有できる貴重な場になります。
学術大会に参加することはただ知識を得るだけでなく、「薬剤師職能」を高める非常に有意義な機会ですので、南山堂薬局は積極的に参加しています。
他にも南山堂薬局では定期的に薬剤師を集め、集合研修勉強会を行っています。
薬剤に関する研修も含め、高齢化社会を見据えた在宅治療など地域医療に関わる様々な研修内容についての勉強会になります。
他にも、マネージメント研修や管理薬剤師研修、薬剤師研修など目指したいキャリア、目的に合わせた研修が行われているので、日々の業務に関わる知識を向上させ、さらに患者さんに対するサービスの向上が可能となっています。
また、南山堂薬局では地域住民の方々との積極的な交流を目指しています。
地域の皆さんに南山堂を広く認知して頂くため、「健康フェア」というものを定期的に開催しています。
日ごろ気になっている薬に関する質問や悩み事などの相談を薬剤師が時間をかけて対応しています。
この際、栄養士もいますので、相談可能です。密着の薬局として地域の人々の健康を見守っていくために日々努力と工夫を重ねています。
南山堂の薬剤師が行う業務
南山堂の薬剤師が行う業務について見ていきましょう。
まずは基本となる薬剤業務ですが、南山堂では、コンピューターを利用した系統的なシステムを使用していることから、迅速かつ正確な調剤ができるようになっています。
最新かつ正確な薬剤情報を患者さんへ提供し、さらに薬袋ラベル、薬歴情報などがパソコンから確認できるほか、相互作用の検索などもできます。
次に薬歴管理があります。
患者さんとのコミニュケーションには多くの情報が見出せます。
そこから得られた情報を記録する薬歴管理は薬剤師にとって重要な仕事です。
年月日による系統的管理でいつでも情報を引き出すことが可能です。今ではPOS(Problem Oriented System)による薬歴記入について現在研究が進められています。
薬剤師の仕事の中で最も重要なポイントにもなる服薬指導でも、薬歴情報を参照しながら、しっかりと患者さん自身にもご覧いただいてお渡しするお薬の効能効果、副作用等を理解しやすく説明します。
他にも、南山堂では、在宅服薬訪問指導を行っています。
自宅で療養中の患者さんのお宅を訪問し、患者さん本人、そして介護者の方に服用中の医薬品についての薬効や発現する可能性のある副作用、さらに医薬品の管理方法などを説明します。
そこで患者さんとコミュニケーションを取ることにより、様々な助言を行っていきます。
いかがでしたでしょうか。
南山堂の薬剤師は着実に成長できるステップの用意された会社といえます。
未経験でも安心できるこのような制度がある調剤薬局への転職は初めての薬局への転職でもお勧めできるものです。
より詳細を知りたい場合、まずは薬剤師専門の転職サイトへの登録がおすすめです。
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