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薬剤師のボーナスってどのくらい?

更新:2023/03/31

[モチベーション, 雇用条件]

薬剤師のボーナスが高いところか低いところ、どっちがいい?

と聞けば高いほうがいいというのが普通でしょう。しかし、ボーナスだけで転職先を決めるのは難しいことですし、同時にないがしろにするわけにも行きません。

実際に賞与というのはどのようなものなのか、ということも含め、薬剤師のボーナス事情を見て行きましょう☆☆☆

薬剤師のボーナスが高くなる条件ってあるの?

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薬剤師のボーナスで高い、低い、の差が出るのは、どの職業に就いているか、というより企業規模によって変動するものといえるかもしれません。

薬剤師の勤める会社の抱える人数でボーナスを見てみると、大体1000人以上、そして100人未満の企業のボーナスが高くなる傾向があるようです。

ボーナスというのは、簡単にいえば、企業の売上を社員に還元したものです。そのため、企業の売上が高ければ、その分ボーナスが増えると言っていいでしょう。

つまりは、1000人以上という大きな企業になれば、ある程度軌道に乗っている企業として高いボーナスが期待できますし、100人未満であれば、少数精鋭で経営を行っていることが多く、その分一人あたりのボーナスの分前が増えるという事が考えられます。

もちろん、確実に軌道に乗っているか、この先も順風満帆に行くかなどといったことは誰にもわからないので、人数の基準だけで転職先とするのは危険な要素があります。

また、ボーナスが給与の何ヶ月分、という表記でも注意が必要です。賞与計算というのは、基本的に基本給を基に計算されています。

そのため、4ヶ月分がボーナスになる!となっても、基本給が150,000円であると、基本給300,000円で2か月の場合と一緒のことです。

したがって、ボーナスの年月だけを見てみると、給与明細を見てがっかりしてしまうことがあるかもしれません。

薬剤師のボーナスが出ない仕事もある?

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薬剤師のボーナスで少々わかりにくいのが外資系の企業と調剤薬局です。

まず、外資系の企業だと、そもそもボーナスという概念がない場合があります。それは、海外、特にアメリカにおいてはあまりボーナスというものに馴染みがないからです。

ボーナスという形で社員に会社の利益を分配するというのは、まとめて計算ができるという利点がある他、ボーナスを目標に仕事を頑張るモチベーションに出来るというものがあります。

しかし、同時にそのボーナスまでに必要なお金が手に入らなかったりというデメリットもあります。

対して、外資系というのは、月ごとにボーナスとなる利益を月の給与と一緒に支払うのです。

つまり、ボーナスというようにまとめて渡すのではなく、12ヶ月に分割されるということです。

このメリットというのは、月ごとに会社の利益が変わることで給料が上下して、その変動を仕事へのモチベーションにできること、給与プラスアルファをもらえるという経済的余裕があるでしょう。

そして、デメリットとしては、毎月の給与が一定ではないということがあります。

このようにデメリット・メリットがそれぞれありますが、外資系だと親会社の方法に従うので、基本的にボーナスがないと思ったほうが無難かもしれません。

薬局では、外資系のように、海外の会社だから、という理由ではなく、より薬剤師を確保したいからという企業の思惑がある場合が多いです。

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薬剤師を欲しがっているような中小調剤薬局では特に初任給を高く見せるためにもともとボーナスを12ヶ月分に分割した金額を加算して表記しているところがあります。

さらにそこに退職金も重ねることでより大きな金額にしているところもあります。

初任給も高くて、ボーナスも出たら年収1000万!と思っていると、落とし穴があるかも知れないので、まず確認してから検討するようにしましょう。

薬剤師のボーナスが高い就職先って?

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薬剤師でボーナスの高いところに就職したい!となると、企業規模が鍵となるでしょう。

そう考えると、大手のチェーン薬局やドラッグストア、企業がボーナスが高く、小さな病院や中小の薬局やドラッグストアはボーナスが低いということになります。

しかし、小さい病院でも、結局医者や看護師といったスタッフが増えてくることでボーナスが増えたり、企業でも経営が苦しくなると場合によってはボーナスなしという場合もあります。

そのため、ボーナスというのは、どのくらい重要視したほうがいいのかというと微妙なところがあり、一概に言えません

基本給やボーナス、さらに会社自体の将来性といった点は、実際に働いてみてもすぐにはわからないものです。就職前という状況ではなおさら謎だらけです。

そのため、転職サイトといった薬剤師専門のサイトに登録して、情報収集を行うことが重要になります。

また、情報だけでは処理できずにいる可能性が高いので、転職エージェントといった専門の方の力を借りるなどして効率よく転職活動を進めていきましょう。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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