薬剤師の初任給は仕事によって違うって言うけど、どれが稼げるの？

薬剤師の初任給は一般的に高めだと言われていますが、仕事や勤め先の施設の規模によって異なります。

しかし、注意しなければならないのが、初任給が高いということが必ずしも生涯的な収入に関係しないということです。

それがどういうことか、職種別に見ていきましょう☆☆☆

薬剤師 初任給が少なくて忙しい・・・病院薬剤師の利点って？

薬剤師の初任給を考えたときに、薬剤師の就職先のなかで最も平均年収が少ないとされる病院ですが、それは決して初任給からずば抜けて低い、というわけではありません。

初任給で大体20万円から25万円が相場なので、一般的な大卒の年収の相場と言っていいでしょう。

しかし、4年制から6年制へとカリキュラムがシフトしたことで、他の修士卒、6年制学部の卒業生の就職先としては、やはり少し割の合わない職業なのかもしれません。

しかし、病院を希望する薬剤師は給与を当てにしている人は殆どゼロと言っていいでしょう。

まあ、一般的にも病院薬剤師は稼げないという認識があるからとも言えますが、やはり治療の現場に関われる、最先端の医薬品の知識を得られるなどのやりがいを求める理由が大きいでしょう。

薬剤師の初任給で一番稼げるのは調剤薬局？

薬剤師の初任給で一番水準が高いのが調剤薬局・・・というのは本当でしょうか？

新卒薬剤師の最も多くの人数が就職するのが調剤薬局です。初任給は22万円から30万円程度。

やはり薬剤師にしか就けない仕事ということで安定した需要があり、4年制から6年制への移行によって2年間のブランクが生まれたこともあり、まだまだその需要が減る傾向が見られません。

ただし、店舗のある場所、店舗の規模によって初任給は大きく変わります。店舗がもし交通の便の悪い地方にあると、初任給は一気に上がります。

全国チェーンだと全店舗一律の給与であることが多いですが、実際には、地域手当があることで、都心よりも初任給が良い場合があります。

もちろん、中小の調剤薬局の方が一般的に高給で、初任給は30万をお超える場合もあります。

薬剤師 初任給はドラッグストアだと少ないのか？

薬剤師の初任給、ドラッグストアでは給与のみなら調剤薬局とそう変わらないものですが、薬剤師でなければ勤められない調剤薬局とは異なり、ドラッグストアでは薬剤師手当というものが存在します。

そのため、薬剤師の初任給は25万円から35万円と少し高めです。

しかし、調剤薬局とドラッグストアの仕事内容の違いから人によっては調剤以外のレジや品出し、と言った業務の手当だという人もいます。

薬剤師で初任給が期待できるのが製薬企業？？

薬剤師の初任給で、最もレンジが広いのが製薬企業です。製薬企業の規模もそうですが、職種においても多岐にわたります。

そのため、一概にいくら、というのは難しいですが、営業職であれば初任給は20万円から30万円ほどまでで、それ以外であれは20万円から25万円くらいでしょう。

初任給こそは少し少なめな場合がありますが、他の職業と比べ、昇給が期待できます。

もちろんこの昇給も仕事、会社の規模によって異なりますが、ほぼ昇給の期待できない調剤薬局やドラッグストア、ポストが空きにくい病院に比べたら将来的な昇給による給与の伸びしろがあると言っていいでしょう。

給料の面で言うならば、初任給も大事ですが、薬剤師は伸びしろも重要です。しかし、薬剤師が仕事を選ぶ上には他にも様々な観点があります。

やりたいこと、やりがいがあるか、そして将来性など。それらを総合的に判断し、インターネットの薬剤師転職サイトを活用してピッタリの職場を見つけましょう。

いざというときに備えて薬剤師転職サイトに登録しておこう！

おすすめの薬剤師転職サイト

※よりあなたに合った担当者、求人と出会えるように、複数の転職サイトに同時登録して比較することをおすすめします。

【1位】：マイナビ薬剤師

オススメ度：★★★★★
運営：㈱マイナビ
マイナビ薬剤師は求人の数・質共に業界トップクラスで、利用者満足度の高いサービスです。企業系の求人に強いという特色もあり、親身に相談に乗ってもらえますのでイチオシです！

【2位】：エムスリーキャリア

オススメ度：★★★★☆
運営：エムスリー株式会社
マイナビだけでは不安・・・という時の併用にオススメです。年収の高い求人に強く、スピード感のあるサービスが売りの薬剤師転職サイトです。