薬剤師の求人、駅チカっていいこと?悪いこと?
更新:2023/04/25
[モチベーション, 雇用条件]薬剤師の求人で駅チカ、というとメリットばかりのように思えますが、実際はどうでしょうか。
また、薬剤師としての駅チカ、というキーワードにはどのような意味があるのでしょうか。
メリット、そしてデメリットを見ながら駅チカの求人は薬剤師にとってどのようなものなのか見ていきましょう。☆☆☆
この記事の内容はこれ!
薬剤師の求人、駅チカというワンポイント
薬剤師の求人で駅チカというキーワードで検索すると、どの求人票もその見出しを大きく取り上げていることからどれほどの人がその条件を重要視しているかがわかります。
これは薬剤師に限ったことではなく、どのような分野においてもこのキーワードは高い人気を誇ります。
さて、駅チカを主張する求人から想像できることには、まず車がなくても通勤がラク。雨や雪といった天候に邪魔されることもないといったことがあります。
また、仕事後に遊びに行きやすいですし、家族のおられる方であれば帰りに買い物をしたりするのにも便利です。
子育て中の方についても駅前に保育施設がある場合が多い為、子供と一緒に駅まで行き、預けてから電車に乗り、帰りも駅に着いたらすぐ子供を迎えにいけるというメリットがあります。
また、家の最寄り駅周辺の保育施設に空きがなかった場合も、駅チカの職場であれば、職場のある駅周辺の保育施設も子供を預ける候補として考える事が出来ます。
どちらの場合にしても、職場、保育園それぞれが最寄り駅、職場のある駅のいずれかの近くにあれば、とても効率的に送り迎えと通勤が出来るということです。
これらだけでも充分メリットと言えますが、実は薬剤師には他の仕事にはない駅チカの魅力があります。その魅力を分析していきましょう。
薬剤師、求人の駅チカはいいことづくし!
薬剤師の求人で駅チカと表現されている調剤薬局は、医薬品業界では面分業薬局という分類になります。
駅チカの薬局は立地の便利さから多くの患者さんが訪れることからたくさんの患者さんの「かかりつけ薬局」となります。
そのこともあり、様々な医療機関からの処方せんに対応するため多くの種類の薬を扱うとともに、それらの処方箋を発行する医療機関との結び付きが固くなります。
これが「面分業薬局」と呼ばれる薬局の特徴です。
この面分業薬局で働くメリットとしては、まずやはりさまざまな種類のくすりを扱えるということでしょう。
単独の科や1つの医療施設にこだわらないので、たくさんの薬に触れる機会を通してスキルアップが望めます。
また、それぞれの医療機関で発行される処方箋を数多く見ることで個性ある書き方の処方箋にも慣れることが出来、応用力が高まります。
患者さんに対してかかりつけ薬局としての機能を発揮できるのでお薬手帳の活用を呼びかけたり、薬剤アレルギーや重複投与、さらに相互作用のチェックがしやすくなることで薬の安全性を確保し、患者さんとの信頼関係を構築することでコミュニケーション能力を磨くことが出来ます。
勉強と努力のいる職場なので、その分年収も高めに設定されていることがほとんどです。
それは結果として自分を高める以外でも大きなやりがいが感じられる仕事として人気です。
薬剤師の求人、駅チカで考えられるデメリットは?
薬剤師の求人で駅チカのものはデメリットが無いように思えますが、実際にはどうなのでしょうか。
やはり患者さんが多く訪れるということで忙しい職場であることは否めません。
また、メリットに挙げたような自分の能力を伸ばせる項目も、逆に言えばプレッシャーにもなりかねません。
様々な医療機関の処方箋を見る際に専門知識がなければそもそもその薬の名前と効能、相互作用を起こす他の薬剤が浮かびませんし、そもそも担当医師の手書きメモが読めないということもありえます。
慣れてしまえば良い問題かもしれませんが、やはりそこまでが大変です。
これは人によって違うかもしれませんが、転職の際には考えておくべきポイントと言えるでしょう。
駅チカというキーワードは多くのメリットを抱えるものですが、同時に転職者にとって致命的なデメリットがあるかもしれません。
また、いろんな医療機関からの処方箋に対応するということは、当たり前ですが、土曜日も診療をしている病院などからも処方箋が来るということです。
そのため、土日休みの求人は、少ないと思ったほうが良いでしょう。
薬剤師の求人、駅チカは都会に多く、地方ではそれほど多くない
薬剤師の求人で駅チカ、というものは基本的に調剤薬局やドラッグストアなどは都会で多く見られます。
都会だと多くの方が電車通勤などで駅を利用することから、駅チカに店舗を構えたほうが患者さんを獲得しやすいという背景があります。
また、都会だと多くの病院やクリニックが存在し、同時に調剤薬局なども多く立ち並ぶことからその競争に勝つためにより便利さを強調した立地を求めるのです。
田舎であれば車での移動がメインであることが多く、駅よりも買い物でよく行く商店街や町中の方が患者さんを呼び込みやすいので、駅チカへの出店に拘る理由が都会ほどないといえます。
また、地方で郊外在住の薬剤師にとっては、車通勤が出来れば全く問題ない為、この際駅チカの職場で働くメリットはほとんど無いと言っても良いでしょう。
以下に、参考までに全業種(正社員)における都道府県毎の駅チカ求人率を出しておきました。これは実際にリクナビ薬剤師が出している求人を元に計算したものです。
※調査日時:2016年1月(正社員のみ・非公開求人を除く)
全体の求人数 | 駅チカの求人数 | 駅チカ求人の比率 | |
東京都 | 5151件 | 4163件 | 81% |
大阪府 | 2931件 | 2155件 | 74% |
愛知県 | 2443件 | 1127件 | 46% |
福岡県 | 1801件 | 848件 | 47% |
青森県 | 294件 | 92件 | 31% |
石川県 | 366件 | 74件 | 20% |
宮崎県 | 299件 | 59件 | 20% |
それぞれの差が分かりやすいように地域をピックアップしてみました。
東京、大阪などの大都市圏ではやはり電車網が発達しているために駅自体が多く、それぞれのエリアが駅を中心に発展している為、ほとんどの薬剤師求人は駅チカという状態になっています。
それが愛知、福岡など地方都市になってくると都市部では電車網が発達しているものの、郊外エリアは車社会の為、駅チカの薬剤師求人比率は下がります。
その傾向が青森、石川、宮崎などのエリアになってくると更に強く見られます。
このように地域によって異なりますが、駅チカという条件にあなたが魅力を感じているのであればまずは薬剤師転職サイトに相談しましょう。
あなたが駅チカに拘る事情を説明し、プロの転職コンサルタントから見たあなたの選ぶべき求人を教えて貰うと、ブレの無いスムーズな転職が出来るでしょう。
いざというときに備えて薬剤師転職サイトに登録しておこう!
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