薬剤師の転職、高収入を狙うならここを気をつける!
更新:2023/04/27
[モチベーション]薬剤師が転職で高収入職を狙うにあたっては、様々な条件というものがあります。
前職での経験や仕事内容の違いなど、その条件によって薬剤師の高収入の仕事への転職方法は変わってきます。
ここで代表的な流れと注意事項を解説していきましょう☆☆☆
薬剤師で転職、高収入となると同じ業種間で注意すべきこと
薬剤師が転職で高収入を得たいと考えると、まず同じ業種間で転職するという手があります。
もし同じ業務内容がある仕事間での転職でより高収入を目指すのであれば、経験を重視したアピールを行い、即戦力としての魅力を履歴書、面接などで人事に伝えましょう。
また、調剤薬局や病院などにおける薬剤師の調剤業務では、同じ仕事内容であっても、転職後の分野が違うと勉強のしなおしになってしまうので、即戦力としてのアピール力は期待できないと思われるかもしれません。
研究などについては、大きな分野での生物、物理、化学などで転職後の仕事と以前の仕事との内容が合致していても、目的や使っている溶媒や試験法、そして研究における方針や手順などは変わってくるものです。
しかし、出来るだけ近い研究を行っていることで即戦力としてのアピールが可能になります。
例えやり方が変わっていても、原理がわかっているとずいぶん知識や技術の吸収が容易くなります。
そのため、転職を希望する職場の仕事内容が多少自分の専攻していた仕事内容と異なっていると思っても肩を落とす必要がありません。
いかに前職の知識や技術を転職先の役に立てられるか、そしてそれをきちんと人事に伝えられるかがより高収入な転職の成功の鍵となります。
営業職においても、MRやCRA,そしてCRCでは前職の分野は関わってきます。
ですが、他の職業と同様、営業としての経験年数やコミュニケーション能力の高さをアピールすることによって不利な点をカバーすることが出来ます。
そして営業経験は非常に重視され、さらに前職での成績が良ければ、確実な年収アップを約束される可能性がぐんと高まります。
これらに対して、特殊なのがドラッグストアの薬剤師です。
ドラッグストアの転職に関しては、例えドラッグストアでの勤務の経験者であっても店舗によって品揃えが異なることから例え前職がドラッグストアであってもあまり転職での高収入獲得を見込めないでしょう。
もちろん、何かしらの形で店長としての腕を見込まれたのであれば、店長抜擢で高収入を目指せるかもしれません。
薬剤師の転職で高収入を狙うなら異業種間で不利なことも?
薬剤師で転職で高収入を狙うのであれば、心機一転、別の高収入の仕事に就くというのも手です。
ただし、その場合は転職先はある程度限られてきます。まず病院、企業の中でも研究職や品質管理職は難しくなります。
病院に関してはそもそも別の場所で経験を積んだ薬剤師を嫌うというところもあり、中途の募集を出す際には、即戦力を欲しがっている事が多いと言った点から少々難しいです。
また、研究職に関しても、研究のやり方の基礎から教えるよりかは、学生の研究経験がまだある新卒薬剤師や即戦力があると見込める派遣社員を迎え入れたほうが合理的です。
品質管理も同様に経験を重視する傾向があります。
では、どのような仕事が高収入を期待できるかというと、それはCRAやCRC、そしてMRといった営業職になります。
未経験者歓迎とありますが、それと一緒に経験者歓迎というものがあります。
もちろん、同じ営業職間での転職であれば、わかりやすく経験者に当てはまりますが、もちろん、前職が異業種であってもその分野の薬を扱ったことがある、研究などを通じて知識がある、というのも立派な経験となります。
転職時の履歴書や面接などでは、それらの経験をいかに仕事の中で活かせるかということをきちんと伝えれば、年収アップにより高収入を狙うことが出来るでしょう。
薬剤師の転職、高収入の仕事に就く際の落とし穴
薬剤師の転職で高収入を確実に手に入れたい!仕事なんて関係ない!と思うのであれば、やはり薬剤師しか就けない調剤薬局への転職がおすすめになります。
特に地方の中小薬局であれば、人材不足が深刻化しているため、破格の月収を提示しているところも少なくありません。
しかし、ここで注意しなければならない点がいくつかあります。人手不足のところに転職するということは、一人あたりの仕事量がその分多いということです。
休みが欲しくても代わりがいないから休めない、処方箋をさばき終えられないから定時に帰れない、ということがあれば、残業代込の月収ということで計算されているかもしれません。
また、調剤薬局によっては、退職金を分割して給料に入れていることから退職金がないといったところもあり、知らずに入社して驚くこともあるかもしれません。
これは実は外資系のCROでも見られるもので、家賃手当てや通勤手当が無かったり、と日本企業では当然の手当がなかったということもあります。
そのため、月収、年収だけで高収入かどうかを判断するのではなく、内容がどのようになっているかを転職前にきちんと調べる必要があります。
そうはいっても、なかなかそこまで求人票からは読み取れるものではありません。
そのため、それらの情報を専門的に扱ってくれる薬剤師転職サイトに登録し、効率よく転職情報の収集を行うのがよいでしょう。
転職エージェントの力を借りることによって内情を直接診てもらうこともできるので、出来るだけ利用して転職を成功させ、高収入のお仕事を始めましょう。
いざというときに備えて薬剤師転職サイトに登録しておこう!
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