薬剤師の転職でdiはオススメ?
更新:2023/04/26
[職種・勤務先]薬剤師の転職でdiというと、どのような役割を担うのでしょうか。
医薬品に関しては、日々研究が進んでいて、新たなものが開発され、その流れは止まることはありません。その情報についていくのがdiの仕事なのです。
そういうと、非常に難しい話に聞こえてきますが、異業種からの転職先、ブランクからの転職先としてdiは有名な仕事なのです。
diとはどのような仕事なのか、自分にあっている職場なのかを見て行きましょう☆☆☆
薬剤師が転職、di業務って何をするの?
薬剤師の転職でdiになったとしたら、具体的にどのような仕事をすることになるのでしょうか。
情報は新しくなるだけでなく、それと同時に今のものが一昔前のものになり、新しいものに取って代わられます。
そのため、その情報の発展とともに役目を終えた医薬品がリストから姿を消していきます。
しかし、医薬品がなくなっても、それに伴う副作用や臨床現場において得られたデータなど、医薬品に関わる膨大な量の情報は残されます。
これら既存の情報、そして新たな情報を管理し、整理し、更に必要に応じて提供するのがdi業務というのです。
一般的に、企業内におけるdi業務は、医薬品情報室と呼ばれるdi室が用意されていて、調剤業務を行う場所とは別に分けられていることがほとんどです。
企業だけでなく、大きな病院、そして医薬品卸業者にこのdi室が設けられています。
製薬企業や医薬品卸会社の場合であれば、事務所を設立するにあたり、di業務を行うための薬剤師がいなければなりません。
そのため、薬剤師の資格を持っているのはdi業務に携わるためには非常に大きい切り札になるといえるでしょう。
実は、病院と製薬企業や医薬品卸会社とでは、di業務というのは少し異なってきます。
病院では、主にその病院での薬剤師や医師が取り扱っている医薬品の情報を集め、管理して必要に応じて提供することが仕事のメインになります。
その提供先というのは、主に病院関係者の医者や看護師などといった従業員になります。
特に治療を行う過程においては、副作用が出たり、新たな薬が必要になった際の相互作用を考慮しなければならないという緊急性も必要とされる仕事です。
一方で製薬企業などでは、自社のMR、などの営業サイドからの確認、さらにそこから資料が必要となればその資料作成のための情報収集といった作業も必要になります。
また、外部からの依頼もあります。
特に卸会社がこのパターンになりますが、作った、扱った医薬品を使用している病院などからの医療従事者による問い合わせ対応のほか、調剤薬局やドラッグストアなどに勤める同じ薬剤師からの問い合わせにも答える必要が生まれてきます。
薬剤師の転職、di業務はハードルの高い仕事?
薬剤師の転職でdi業務が未経験者、ブランクを挟んだ人にもできるということで人気の職業ですが、前述した内容を見る限り、非常に専門性の高い仕事で経験が無かったり、ブランクがあったら就くのは難しい話に聞こえます。
しかし、薬剤師が学生時代に経験している調剤業務などと異なり、書類メインとなる仕事であることから、di経験者以外は同じ土俵の上にいると言っていいでしょう。
そのため、diはある意味資格さえ持っていれば、転職してチャレンジできる仕事といえるのです。
自社、病院の医薬品の情報収集や管理、そして提供や資料作りといった業務内容なので、ある程度の研修を受ければ、慣れによって仕事がスムーズに進められます。
また、直接医薬品に触れることがないので、小さなお子さんがいて、それらの影響が子どもに行くのではないかと心配する親御さんにも安心なので、育児などでブランクの空いた薬剤師にもオススメです。
また、会社によっては正社員以外にもパートや契約社員といった形態で働けることも多く、介護や育児などでフルタイムで働くのが大変だという薬剤師にも人気の職種です。
そうはいっても実際にやってみないとdiが自分に合うかどうかはわからないものです。そこでオススメしたいのは、薬剤師転職サイトへの登録です。
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