薬剤師の転職でmrから調剤薬局の場合はメリットとデメリットを考えるべし
更新:2023/05/09
[転職パターン]薬剤師の転職でmrから調剤薬局を考える際にはどのような点に注目したら良いのでしょうか。
それを知るためには、まずは2つの職業の特徴を把握する必要があります。重要になるその特徴を押さえつつ、転職に必要な予備知識を整理していきましょう☆☆☆
この記事の内容はこれ!
薬剤師の転職、mrから調剤薬局で活かせるアピールポイント
薬剤師の転職でmrから調剤薬局を考える際にメリットとなる、mrならではのアピールポイントはやはり、コミュニケーション能力の高さでしょう。
mrだと医師や看護師といった医療スタッフとのやり取りが主で、調剤薬局のように患者さんと直接関わることはないでしょうが、やはり人とのコミュニケーションをとる、という点では立派なアピールポイントであるといえます。
特に調剤薬局では、薬剤師は’教える側’であるということから話す方がうまくなっても、聞くことがうまくない、という場合があります。
mrは医師に薬を売り込む際に喋ってるばかりでは相手との信頼関係を築けません。
そのため、相手の話を聞き、引き出し、結果として薬を使ってもらうようにする話術を身につけます。
それは、調剤薬局での患者さんとのやり取りで大いに役に立つでしょう。
また、調剤薬局勤務で必要になる薬の名前や効果をすでに知っていて、さらにその薬がどこの会社から出ているか、などといった最新の知識も持っていることから患者さんの信頼を得る事ができるといえます。
こちらも転職の際の大きな武器になるでしょう。
薬剤師、転職でmrから調剤薬局に行くなら不安無し!
薬剤師の転職でmrから調剤薬局へ行く際に多くのアピールポイントを持っているとわかっても、やはり不安があるでしょう。
特に国家免許取得後、mrになり、仕事では調剤業務にあたっていないと調剤がうまく出来るのかという不安があります。
しかしその点についてはそこまで心配しなくてよいでしょう。
最近の調剤薬局では、新入社員だけでなく、中途やパート・アルバイトに対しても研修制度が充実しており、調剤業務が未経験の人でも安心して仕事ができるようになっているのがほとんどです。
ただ、その制度は会社ごとに異なってくるので、転職を考える際にはどのような教育方針かきちんと確認するのが無難でしょう。
薬剤師の転職、mrから調剤薬局に行くときのメリット、デメリット
薬剤師の転職でmrから調剤薬局へ行く場合、メリット、デメリットと言うのはあるのでしょうか。
まず、メリットとしてはやはり体力的な負担が減るといったことでしょう。
医療機関を訪問する作業もなくなり、店舗の中で作業しますので、まず移動にかかる体力が温存できます。
また、Mrは基本的に外回りが主な仕事です。フットワークの軽さが必要なので、場合によっては勉強やドクターとの面会などで時間外での行動も必要になるでしょう。
それに伴い残業が増え、自分の時間が減ることも考えられます。その分調剤薬局であれば忙しい店舗を選んだりしなければそこまで残業は多くないでしょう。
精神的な負担が少なくなるというメリットもあります。
mrはドクターをはじめとする医療関係者に自社の薬を使ってもらうように話術を駆使し、気を使わなければなりません。
もちろん調剤薬局でも患者さん相手に気を使わなければならないという精神的なプレッシャーがありますが、薬を使う前提で患者さんとお話ができるので販売を目的としたトークは必要にならないという点では気楽であるといえます。
デメリットとしては、上記の点から考えられるものがあります。
まず、小さな店舗内での作業環境なので、手狭に感じてしまうかもしれません。
今までであれば様々な方と繋がりがあった職場だったことから、同じメンバーのみで作業を行うことで世界が狭くなったように感じることもあるでしょう。
他にも、給与の減少も考えられ、転職の際には天秤にかけて考える必要があるでしょう。
このようにメリット、デメリットを考慮することが必要な転職ですので、薬剤師のための転職サイトに登録し、じっくりと考えるのが良いでしょう。
サイトには求人の他にも多くの役立つ情報が掲載されているのでぜひ活用していきましょう。
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