薬剤師の離婚の原因は仕事?性格?
更新:2023/03/29
[不安と悩み]薬剤師の離婚率はすべての仕事の中で高く、医療系の仕事の中では低いほうだという論文がPharmacy Timesで紹介されています。
これはアメリカで行われた調査ですので、日本の状態にそのまま反映できるとは言えませんが、アメリカ同様、男女問わず、この順番であるといえます。その理由を項目ごとに分析していきましょう☆☆☆
薬剤師が離婚するのは離婚できる状況だから
薬剤師の離婚率の高さの原因には薬剤師の経済力の高さが挙げられます。
特に女性の薬剤師について言えることですが、ブランクがあっても再度正社員として就職しやすいなど生活に困る可能性が少ないことから職業全体の中でもそこまで離婚後の生活を心配しなくていいことから離婚率は高くなります。
ある程度仕事先を選べるのが需要の高い薬剤師の特徴なので、たとえ子供がいたとしても、男女問わず経済的に養う事ができるほか、子育てのために時間を割くことができます。
このようなことから、性格の不一致などをはじめとした離婚を考えさせる理由を我慢して今の夫婦生活を続けるより、離婚してしまったほうがよいと考えてしまうのでしょう。
薬剤師の離婚は性格が問題となるから?
薬剤師の離婚は性格が原因という考え方もあります。特に薬剤師の女性は気が強いという風に思われている場合が多いです。
やはり経済的に自立していること、専門学問を勉強し、人の命にかかわる責任のある仕事を任されていることから責任感のある方が多いことで結果的に自分の意見をしっかり持っていることが、気が強い女性と思われる原因となっているのでしょう。
その結果、喧嘩でも譲らず、離婚につながるということです。
しかし、これはむしろ女性の社会進出によって発言力が強くなっていることから、特に薬剤師に限ったことではないでしょう。
むしろ感情的に動きやすい女性ながら理系出身ということで合理的な場合が多く、結果として男性にとっては理解しやすい相手になっていることから感情的な喧嘩がほかの職業より低いかもしれません。
もちろん個人の性格の問題なので一概には言えないのですが、女性薬剤師だから離婚の確率が上がるというのは言い過ぎでしょう。
ほかには、旦那さんが奥さんに主婦業や育児などに専念してほしいという気持ちと奥さんの働きたいという気持ちとにすれ違いが生じたり、女性のほうが稼いでしまう場合に男性側の気持ちに焦りが生まれてすれ違いが起きるといった原因もあり、離婚という結果に至るとも言えます。
男性薬剤師であれば、仕事によっては非常に忙しくてなかなか家に帰れないということもあり、気持ちが離れていってしまって離婚してしまうといったケースもあります。
いずれにしろ、薬剤師だから、というより価値観の違いなどによって離婚すると思っていいでしょう。
薬剤師が離婚する理由に仕事は関係ない?
薬剤師の離婚は総合的に考えると薬剤師という職業が原因というより、単純に男女の関係の破たんであるといっていいでしょう。
どのような結婚でも同じように、最初はよくても時間をかけて一緒にいることによって最初は見えてこない部分を知ってしまうのは避けられないことです。
それが理解できるのであれば夫婦は長続きし、それを許容できなければいずれ破たんしてしまいます。
しかし、現在は『1日平均およそ2組』のカップルが離婚を決意するといわれる時代です。
そのため、離婚が世界の終わりになるわけではなく、一つの前向きな決断であるといえます。
薬剤師だから、今の仕事のせいだから、というのは少し短絡的すぎるでしょう。
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