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40代、薬剤師が転職するならその経験は有利にも不利にもなる!?

更新:2023/04/14

[不安と悩み, 転職パターン, 雇用条件]

40代の薬剤師が転職するというと、世間ではどうしても一瞬はクビになったか?会社が危ないのか?

というイメージが付きまとっていました。しかし、転職に関して柔軟な考えになった現代はそこまで予測が飛躍することも少なくなりました。

そして、年齡問わず、需要がある薬剤師となれば、むしろ40代でも活躍は期待できるでしょう☆☆☆

40代の薬剤師の転職で心機一転出来る仕事って!?

ブランクがあってもチャンスが!

40代で薬剤師として転職を検討するあなたが今、最も考えなければならないのは、定年退職まで今後きちんとこの仕事でやっていけるかです。

40代というと、薬剤師も例をもれず、様々なキャリア、社会人経験、そして専門的な知識や技術があるものだと思われがちです。

そのため、いきなりやったことのない仕事を40代に入ってからするには転職者本人はもちろんですが、薬剤師を雇う側にも覚悟が必要なのです。

しかし、これには例外があります。それは、ドラッグストアや人手不足の調剤薬局、そして大手の病院の薬剤師です。

ドラッグストアは、一度行ったことがあるのであれば分かりますが、薬の分野だけで見てもその品揃えは豊富です。

さらに、それ以外にも化粧品、日用品、更に食品まで扱っています。そしてそれは同じチェーン店であっても内容が異なります。

そのため、例えずっとドラッグストアで働いていた薬剤師であってもその接客経験は生かせても、転職したら薬、そしてそれ以外のものの種類も配置も変わってしまうので、40代であってもまた新人からの始まりです。

また新人からの始まりだけど…

そのため転職後に今までのキャリアが生かせないというデメリットがありますが、企業側から今までの仕事の内容、そしてドラッグストアの仕事の経験有無についてはあまり聞かれないでしょう。

40代で薬剤師として全く新しい分野を開拓したいという考えがあるならオススメです。

また、調剤薬局は、もちろん調剤経験者の薬剤師を優遇しますが、例え仕事経験がなくても、他の職業ほど転職は難しくないでしょう。

土日が完全に休みで正社員としての転職にいきなり成功する例も珍しくありません。

なにしろ、調剤薬局側にしてみれば、雇える薬剤師が増えれば扱える処方箋の枚数が上がるので、商売が出来る、つまり40代の薬剤師であっても欲しい、ということに繋がるのです。

また、大手の調剤薬局であれば、中途入社の薬剤師であっても新人研修などを準備しているところもあるので、例え育児などでブランクがあって、40代で再就職を狙う女性薬剤師にもチャンスは有ります。

経験が無いほうが好まれる

大手の病院ほど、従業員を1から育てたがる、という点から、もし40代で病院薬剤師への転職を目指すのであれば、むしろその経験がない方が好まれる傾向があります。

ただし、病院薬剤師への転職人気は衰えることはなく、40代の薬剤師も今では6年制卒の新卒薬剤師とポストを争うことになるかもしれません。

大手の病院は従業員を1から育てたいとおもいますが、それ以上に新卒を欲しがるのです。

そうなると、いくら未経験でも薬学部卒業したての新卒薬剤師と比べると魅力が足りません。

そうなると、あとはコネか新卒があまり来ないところを選ぶといったところでしょうか・・・40代の薬剤師の転職には、工夫が必要ですね。

40代で薬剤師が転職するのに有利な職場の仕事は?

必要なのは、即戦力!

40代で薬剤師が転職するのは、決して難しいことではありません。あなたの経験、知識、技術が求められる転職先は、もちろんたくさんあります。

その筆頭が企業や忙しい調剤薬局、そして中小の病院の薬剤師求人でしょう。

これらの40代ならではの特性が好まれる転職先に関して共通しているのは、新しく転職してきた薬剤師を教育する暇があまりないということです。

新卒薬剤師を育てるのに手一杯なので、転職組は即戦力が求められます。

企業は求人の時点で、〇〇年の〇〇の経験など、転職してくる薬剤師に対してその仕事に直結する技術や経験を求めます

これは、必ずしも薬剤師免許を必要とする仕事でない場合もあるので、40代の薬剤師としては、より経験値を試されると考えていいでしょう。

また、忙しい調剤薬局では、薬剤師が増えて扱える処方箋の枚数が増えたとしても、仕事ができない薬剤師はそれをさばけないので、他の従業員にとっても、経営側から言っても足手まといになります。

そのため調剤経験者を優遇し、特に管理薬剤師経験者は重宝されます。

ただし、正社員がきちんと働ける環境かを重視するため、昼の時間など、正社員の休憩時間にピンポイントで入れるパートを好むこともあるので、その場合は正社員としての転職は難しいこともあります。

中小の病院では、大病院のように新卒を欲しがる事は稀で、病院での勤務経験者を好みます。

あまり薬剤師の教育に力を入れるほどスタッフの余裕が無い、ということもありますが、新しい病院であることも多く、多くの経験者を集めることで土台を作って欲しいというのもあります。

そのため、40代の薬剤師が転職すると経験は高く買われ、大きな年収アップに繋げることも出来ます。

40代の薬剤師の転職はその年齢や経験によって働く場所が限定されたり、逆に広がったりする可能性があります。

その中ででも自分にピッタリな続けられる仕事に就くためにはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
薬剤師転職JAPAN編集部
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