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薬剤師の転職、志望動機を書くために必要なこと

更新:2024/02/02

[不安と悩み]

薬剤師が転職で志望動機を聞かれるというのはごく自然なことです。

基本的に急募!と銘打っている求人であっても、アルバイト募集であっても形式上でも転職の志望動機は聞かれるでしょう。

なにしろ、志望動機と言うのは、新卒での就職時と転職で求められる事、気をつけるべきことなどが変わってくるからです。

そのような事を踏まえ、では転職時には実際にどのような点を踏まえて履歴書や面接で使う志望動機を作るべきか考えていきましょう☆☆☆

薬剤師の転職に志望動機が必要となるのはなぜ?

薬剤師が転職で志望動機を考えなければならない場面があるのですが、転職時の志望動機とは一体何なのでしょう?

簡単に言ってしまうと、それは自分が薬剤師としてできること、知っていることを活かせる、というアピールです。

実は、これは何も薬剤師の転職における志望動機に限定したことではなく、すべての職業でも言えることです。

私たちは、転職にかぎらず、誰かに自分というものを理解して欲しい時に何かしらのブランドを用います。

学生時代であれば、例えばどこの高校に通っていたか、どのような習い事をしていたか、なんの部活に参加していたか・・・

これらの情報を得ることによって、この人は運動が好きなのかな?進学校だから勉強ができたのかな?

というように採用側で想像がつきます。これらの情報は履歴書の中ででも経歴から伺えます。

しかし、ここでは、実際にその進学校の中での成績であったり、習い事の習熟度、部活での活躍などは伝わってきませんし、将来的にどのような活躍が期待できる人物かもわかりません

ただ、このような名前が通じるのは、新卒薬剤師のみです。

つらつらと並べた経歴に現実味をもたせ、もっと知りたい、そして最終的には雇いたい!と雇用主に思わせることが志望動機の役目です。

転職時に新卒だった頃の認識のままであると、どうしてもわたしは~~が出来ます。~~の経験を持っています、で終わらせがちです。

志望動機というのは、それをいかに応用できるか?という雇用主の質問に対する答えが詰まっているのです。

薬剤師が転職で志望動機を書く際に気をつけるべきこと

薬剤師、転職で志望動機探しを行う際に、まずやってはいけないことがあります。それは志望動機と転職理由を混同してしまうことです。

志望動機とは、その言葉そのままになりますが、新しい転職先に行きたいという動機です。つまりは薬剤師として前に進みたいというものなのです。

それに対してこちらもそのままではありますが、転職理由は前職を離れる理由です。志望動機とは逆に、完全に過去のことを振り返っています。

もちろんうまく転職理由を志望動機に繋げられればいいのですが、ここで転職理由の説明を間違えると、雇用主から言わせると、前の職場が嫌いだったから手頃な当社に転職?と転職の真意を聞きたくなってしまいます

例を挙げるならば、前職で人間関係の窮屈さを感じ、より広く、様々な人と関われる仕事に就きたいと考えたとします。

その志望動機に、そのまま、人間関係が悪く、こちらのほうが良いと思ったので、というのであれば、前職を否定して、それは転職先にも少々会社の一員としての自覚が薄いのではないか?という疑念を抱かせてしまいます。

したがって、前職でも非常に仕事に打ち込める、集中できる環境でよかったのですが、より御社のように風通しが良い社風での仕事がより自分らしく働いて自分を活かせると思ったので、転職を志望しました、というようにしたら、前職を下げずにそしてなおかつ転職先をより魅力的なものであるということを示せます

もちろん、家庭の事情などでやむなく転職を行う場合もありますが、その際には、転職先の魅力と自分の理想が合致しているということを伝える必要があります。

薬剤師の転職、志望動機はきちんと理解できるものに

薬剤師の転職で志望動機を書く際には、簡潔に書くことに注意しましょう。

特に何回か転職を経験していたり、異業種間での転職を行っていると、どうしてもアピールポイントが多くなり、志望動機も多くの行数を占めてしまいます。

そうなってしまうと、アピールポイントを出すあまり、矛盾が生まれたり、非常にわかりにくい文章になってしまう場合があります。

狭い人間関係でもうまく仕事を行うことが出来ます、とあるのに広く、初対面の人と話すことが出来ます、とあると、この薬剤師はいわゆる狭く深い人間関係が得意なのか、広く浅い人間関係が得意なのか、といった情報がわからなくなります。

もちろん、単純にコミュニケーションがとれます、とまとめてしまえばいいのですが、やはりせっかく自分を売り込む場で当たり障りのない言い方では印象に残りません。

仕事上、どちらのスキルが活かせるかを考えて書くことがオススメです。

また、書くことがないからと1つのスキルを無駄に長い文章で説明するのもNGです。簡潔に書いてわかりやすい文章であることにこだわりましょう。

と、薬剤師の転職時の志望動機についてお話してきましたが、もし書いていって余白が目立つようであれば、そこはプロの方に添削してもらったり相談に乗ってもらいましょう。

このような事をしてもらうには、薬剤師転職サイトへの登録が必要になります。

当サイトから薬剤師転職サイトへ登録し、転職エージェントなどのプロの手を借り、転職成功を目指し、志望動機を一緒に考えてみませんか?

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
薬剤師転職JAPAN編集部
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