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カワチ薬品の薬剤師になれば自分磨きのチャンス!

更新:2024/02/02

[ドラッグストアを会社別に見る]

カワチ薬品の薬剤師、というとドラッグストアとしての役割が大きいという特徴があります。そのため、薬剤師としての調剤技術だけでなく、多岐に渡る分野における知識が必要になります。

そのためにカワチ薬品の力を入れている研修制度などを通してカワチ薬品に勤めることでのメリット、デメリットを見て行きましょう☆☆☆

カワチ薬品の薬剤師は’ドラッグストア’の薬剤師!

カワチ薬品の薬剤師として働く上で、薬剤師だから薬のことだけを知っていたらいい、というふうに考えていると、場合によっては仕事をする上できついものがあるかもしれません。

カワチ薬品のドラッグストアの1店舗あたりの平均的な年商というのは、ドラッグストア業界全体の平均と比べると約4倍にもなります。

その要因の1つとしては、店舗の売り場面積が700から800坪にもなる大型店舗ばかりというカワチ薬品の特徴が関わっていると言えます。

実はこれはカワチ薬品が日本で初めて行っているメガ・ドラッグストア戦略の一環で、現在300から400坪のサテライト店と共に売上アップを目指しています。

そのため、必然的に店舗内で取り扱っている商品の種類も多岐にわたり、薬剤師が専門的に扱う医薬品のみならず日用消耗品、家具やインテリア、さらに小さな雑貨、ヘルス、そしてビューティケア、子ども用品などと並べると切りがありません。

その中でも、生鮮食料品以外の食品が最も大きな割合を占めていて、なんと売上に占める食品の割合が、2005年度時点で45%と半分近くになっており、ドラッグストアの業界平均である15%強と比べ、きわめて高い事がわかります。

そのため、薬剤師にも薬以外の質問や相談が寄せられる可能性が高くなることが考えられます。

これはドラッグストアであれば覚悟して置かなければならないことですが、なにしろ広い店内で食品が大きな割合を占めるので、否が応でも薬以外の質問が来ることでしょう。

もちろん、慣れればどうにでもなりますし、店舗によっては栄養士や専門販売員も店舗に配置されているのでうまくそちらにパスが出来ればよいのですが、それが苦手だという方はあまり向かない就職先かもしれません。

カワチ薬品の薬剤師、地元でじっくり、飛び回って躍進?

カワチ薬品の薬剤師になる際には、ナショナル社員か、エリア社員になるかを選ばなければなりません。

本社が栃木県にあるカワチ薬品は、2,000人以上の正社員を抱えるドラッグストアチェーンです。

150近くもの店舗は岩手県や山形県を始めとした東北地方を中心に展開されています。

そのため、昇進や経験を積むためにも転勤が必要になります。しかし、やはり実家から通いたい、この地域で働きたいと考える方もいます。

そのような希望を叶えるため、カワチ薬品では雇用形態をエリア社員とナショナル社員に分けています。

ナショナル社員は、転勤オッケーな方、エリア社員は転勤もなく、その区域で働くことが出来ます。

転勤によって他のエリアに移動したとしても、会社の社員寮があるので住居の心配はありません。

しかし、エリア社員であれば基本的に実家から通うということになっているので、住居手当というものは出ません。

そのため、自宅以外で住所を取得とするといった場合には、家賃などは自己負担となるので注意が必要です。

ナショナル社員とエリア社員では初任給にも違いが生まれます。ナショナル社員であれば343,320円スタートですが、エリア社員であれば318,830円になります。

金額的にはドラッグストアでも中間くらいに位置するカワチ薬品ですが、平均年収が530万円と今でも年々その数値が大きくなっているので、将来的にはより給与が増えることも期待できるでしょう。

カワチ薬品の薬剤師ならスキル磨きに自分磨き!

カワチ薬品の薬剤師となることで、様々な研修を通してスキルを向上させることが出来ます。

カワチ薬品に入社が決まるとまずは入社前研修が待っています。

基本的に新入社員に行う研修ですが、このように入社前からビジネスマナー講座やチェーン店の仕組みなどの基本的な流れを学べる仕組みがあります。

また、新人教育、入社1~3年目にある社員教育、さらに販売スキル、薬剤師としての専門的技術をより磨くための経験教育もあります。

ドラッグストア薬剤師として必要なOTC医薬品への理解であったり、医療機器や健康器具に対する理解、化粧品などの美容品、さらに日用雑貨や食品に対する理解の他にも、ドラッグストアを運営している一員として店舗の経営について、労務管理や売上の集計や分析に関する理解を深めることが出来ます。

また、調剤を行う薬剤師として病態や処方設計に対する知識を深めるのであったり、保険制度に対する理解力を高めたり、調剤報酬明細書の作り方を学ぶなどの技術的スキル、そして薬局経営に関する技術、医療機関とのカンファレンスの方法を学ぶことが出来ます。

このようにさまざまな教育に力を入れていることから、たとえ未経験やブランクを挟んだ転職からのスタートであっても安心できます。

このようにいくつかの特徴のあるカワチ薬品ですが、その職場が実際に自分にあっているかどうかはなかなかわからないものです。

そのため、オススメなのが薬剤師専用の転職サイトです。プロの目から会社との相性、仕事との相性を見てもらって転職活動を成功に導きましょう。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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