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薬剤師の転職、異業種において確認しておくポイント

更新:2023/04/25

[職種・勤務先, 転職パターン]

薬剤師が転職、異業種間では様々な組み合わせがあるものです。

同じ調剤業務を行う病院、調剤薬局間であったり、全く異なるドラッグストアと研究職であったり・・・

異業種だとそれぞれで必要になるものが異なってくるので、そのポイントを確認していきましょう☆☆☆

薬剤師の転職で異業種間で最もメジャーなものって何?

薬剤師の転職で異業種間での最もメジャーなものは、調剤薬局への転職でしょう。

結婚、出産や育児をきっかけとして転職する女性は多いです。

こういってしまうと忙しい調剤薬局勤務の方に怒られそうですが、やはり他の薬剤師の就く職種に比べ、調剤薬局のほうがずいぶん体力的に楽なのです。

企業等であれば、やはり残業という問題もありますし、CROなどであれば外勤もあるでしょう。病院でも当直があり、どうしても時間的拘束が大きくなります。

それに対して調剤薬局であれば、営業時間が決まっていますし、門前薬局であれば、来るお客さんの傾向も決まってきます

病院はやはり入院患者さんへの調剤で遠くからやってくる場合のある外来のお客さんもいるので人数も薬の種類の幅もあります。

もちろん、最近人気の漢方専門の調剤薬局になれば、受付、処方、調剤となるので忙しいですし、人数の少ない調剤薬局となると一人あたりの仕事量が増えるので一概には言えませんが、やはり平均的に見ると体力的に非常に楽でしょう。

また、精神的に楽ということがあります。病院になると、特に入院患者さんとの信頼関係の構築が重要です。

薬をくれる薬剤師に不審を覚えてしまうと、患者さんは治るべき病気も治せなくなったり、指導の通りに動いてくれなかったり、精神的なストレスから体調をくずすかもしれません。

そのような患者さんとのコミュニケーションは非常に重要なので、気配りや我慢は必要になります。

また、調剤薬局は募集されている可能性も高く、その採用人数も多いことから転職しやすいと思っていいでしょう。

薬剤師が転職、異業種の組み合わせで難しいのはどのルート?

薬剤師が転職、異業種間で、考えると、最も難しいというのは、一概に言い難いものがあります。

なにしろ、仕事によって転職者に求めるものが変わるからです。

異業種の中でも、よく調剤薬局や病院から企業への転職は難しいとされていますが、CROやSMOであれば、現在伸びている業界であるということで異業種であってもそこまで極端に就職が難しいことはないでしょう。

なにしろ、未経験でもオッケーですし、ブランクも可なので、ほとんど薬剤師の前職の業種は関係ないと言っていいでしょう。

ただし、やはり転職希望の会社などがあれば、関連の薬を調剤したことがある、営業などで扱ったことがある、などといったことがある方が有利かもしれません。

しかし、研究職への転職となると、関連業務を経験していたほうが良いですし、学生時代にその会社の行っている研究内容に触れているといったような条件が転職には重要になるので、調剤薬局やドラッグストアなどでこのような経験がないと少々難しいかもしれません。

薬剤師の転職で異業種間だけでなく、転職自体が難しい物がある?

薬剤師の転職で異業種間におけるものに限らず、そもそも薬剤師の転職が難しいというものがあります。それは、大きな病院、有名な古くからある病院などへの転職です。

これは転職者側というより、雇用主となる病院側の問題になります。

ルールなどではなく、病院側が他の場所で経験を積んだ、つまりはほかの職場の色に染まってしまった人材を好まないという傾向です

そのため、新卒者の薬剤師しか採用しない、といった病院も少ないとはいえないのです。もしそのような大きな病院、有名な古くからある病院じゃないと!

という転職の希望があるのであれば実績を積むなどしてアピールポイントを増やす必要があるかもしれませんが、もし新設の病院などでは、病院の人材を集めるため、基板を作るために転職者を歓迎することが多いです。

出来はじめの病院というのは、様々な人間が集まって一つのものをつくり上げるので、その分の苦労もありますが、同時に達成感や充実感が大きいと感じる人も多いのも事実です。

この場合、新卒採用があまりないので、同時に未経験やブランクありといった人は就きにくくなり、できれば調剤経験者が良いとされるので、調剤薬局からの転職が特に有利になるかもしれません。

さて、問題となるのは、そのような極端ではない親切でもなく、そこまで古くもないという病院です。

そのような病院だと、残念ながら一概に言えることはなく、もし病院長などのトップが古い病院のやり方、つまり新卒を好めば中途は難しいですし、そのようなやり方はもう古い、と考える方であればむしろ経験を積んだ中途の方が給料を上げても欲しいと思うかもしれません。

それらの情報は、非公開になっている場合もあるので、薬剤師転職エージェントなどの力を借りることがオススメです。

このように、異業種間における転職というのは、前職の行っていた業務、転職先で求められる経験や技術が職種ごと、会社ごとに異なってくるので、一概に言えないものがありあす。

そのため、一度薬剤師の専門転職支援サービスなどを受けることがお勧めです。

個別での相談も受けてくれ、最適な転職先、転職方法を割り出せるので、まずは転職サイトに登録して異業種での転職成功への第一歩を踏み出しましょう。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
薬剤師転職JAPAN編集部
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