調剤薬局で患者がむかつく薬剤師にならないために
更新:2024/02/02
[不安と悩み, 職種・勤務先]調剤薬局で患者がむかつく薬剤師、と検索してみると残念ながらグーグルでのヒット数は33000件を超えます。
基本的に患者にむかつく、と思われるのはいわゆる接客業に区分される調剤薬局、ドラッグストア、そして病院の薬剤師でしょう。
その中でも調剤薬局に着目した場合、薬剤師がむかつくという感情を抱かれるのはどのような理由があるのでしょうか。
そして、そう思われないためにはどのようにしたらよいのでしょうか。患者さんからのむかつく、という感情の理由と対策を見ていきましょう☆☆☆
この記事の内容はこれ!
調剤薬局で患者がむかつく薬剤師とは、マニュアル薬剤師
調剤薬局で患者がむかつく薬剤師の状況にはどのようなものがあるのでしょうか?
まず、薬剤師の服薬指導に対して憤りを感じる場合があります。
特に、糖尿病など、慢性的に服薬を必要とする病気の方が感じることが多い理由です。
常に病院で処方箋をもらわなければならない人は医薬分業に伴う医薬品の受け渡しが病院の外になったこともストレスになっている方がいます。
それなのに、慣れ切っているお薬の受け渡しに際して改めて服薬指導をされた際には、なんで医者でもない人に、すでに医者に言ったことを繰り返さなきゃいけないのか、といったことがあり、薬剤師がむかつくという感情を生み出します。
でも服薬指導は薬剤師の仕事だから、決められていることなのに、と思うでしょう。
もちろん、服薬指導を省いても良いということはありません。
しかし、マニュアル化するのではなく、「何度もお聞きになっているでしょうが、ご辛抱くださいね」「面倒で申し訳ありません、お付き合い願います」と一言つけるだけで患者さんの受けとる薬剤師に対しての印象が変わります。
今は調剤薬局の教育もプログラムになり、接客マニュアルが出来上がっている場合が多いです。
もちろんマニュアルに沿うことは大事ですが、固執しすぎると患者さんの反応を見逃してしまうことがあります。
何でもかんでもマニュアル通りにするのはやめたほうが良いでしょう。
調剤薬局で患者がむかつく薬剤師とは、プライバシーを守らない薬剤師
調剤薬局で患者がむかつく薬剤師とは病名をほかの人に聞かれる状況を作る薬剤師です。
例えば、女性の場合、水虫という病名を大きな声で言われるのを嫌がる方は多くいます。
確かに病名を確認することは薬剤の投与間違いなどを避けるためにも重要ですが、ただの病名と思って声に出して相手に聞いてしまうと怒られてしまうかもしれません。
自分が水虫などあまりほかの人に知られたくない病気になった時を想像したらその気持ちはわからないではないでしょう。
その場合は工夫して水虫などの病名の書いた紙を準備しておいてこちらでよろしいですか?と病名を書いてみせるなどが挙げられます。
調剤薬局で患者がむかつく薬剤師とは、質問に答えられない薬剤師
調剤薬局で患者がむかつく薬剤師とは、質問に答えられない薬剤師ですが、残念ながらそんな薬剤師がいます。
マニュアル化してきた、ということもあり、薬剤師が機械的にこの薬でよろしいでしょうか、質問はありますか、など患者側からするとしつこく聞かれているように感じる場合があります。
その結果、じゃあ・・・というように質問してみたら、途端に薬剤師がおろおろしたり、言葉を詰まらせたりすることがあり、じゃあ、聞くなよ、とあきられるのがおちです。
もちろん、ある程度の質問に対応できるだけの勉強をしておくのが一番ですが、わからない場合は適当なことを言わずに素直に一度確認してきます!といって正しい情報を伝えることが良いでしょう。
また、最後に何かございますか?というように質問を受けるシーンを最後に持ってくるとよいでしょう。
下手に質問のタイミングを多めに作ると相手に質問しなければならないのか、というプレッシャーを与えかねません。相手の顔を見ながら言葉を選ぶようにしましょう。
「薬剤師がむかつく」と思われるのは、特に調剤薬局のように患者さんと直接かかわる接客業である以上、残念ながら完全には避けられません。
しかし、できるだけそのような負の感情を受けないための対策はできます。
もし対策の通じない場合は、転職も一つの手段かもしれません。転職を考えるのであれば、おすすめなのが薬剤師転職サイトへの登録です。
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