薬剤師の転職、調剤薬局から製薬会社は狭き門?
更新:2023/04/25
[転職パターン]薬剤師の転職で調剤薬局から製薬会社でも、薬剤師は転職しやすいとされていますが、実際には、転職を成功させるためには、ほかの職業と変わらず、情報収集と希望の就職先を見つけるキッカケが必要です。
情報を集めることで自分に合った製薬会社の仕事を見つけることが出来た、元・薬局勤務の女性に話を聞いてみましょう☆☆☆
この記事の内容はこれ!
薬剤師で転職、調剤薬局から製薬会社を行う理由
薬剤師の転職で調剤薬局から製薬会社へ職場を変えることが出来た人にお話を聞いてみましょう。
はじめまして。今回お話させていただきます、前職調剤薬局、現在製薬会社で学術部門を請け負っているものです。
数年前に夫の転勤によって当時働いていた調剤薬局を辞めることになりました。
やはりそれまで薬剤師として10年以上調剤薬局で働いていたこともあり、また調剤薬局を再就職先に、と考えていた所、転職サイトで製薬会社の学術部門の人材募集を見つけました。
わたし自身、以前の調剤薬局においては管理薬剤師になっていたので、その際に自分が人のマネージメントをするのが好きなことに気づいていました。
しかし、一般的には薬剤師として調剤薬局から製薬会社に入るのは難しいとされていることや、全く製薬会社での就業経験がなかったことなどからやはり製薬会社は無理なのではないかと諦めかけていました。
ですが、薬剤師転職サイトで転職エージェントに話を聞いてもらった所、一度挑戦してみてはどうかという事で履歴書を出すことになりました。
出来るだけ自分の培ってきたマネージメント能力を全面に出すようにして、結果を待った所、返事が来て、そこから面接、そして製薬会社への入社にこぎつけたのです。
薬剤師、転職で調剤薬局から製薬会社に移動した際に感じる違い
薬剤師が転職で調剤薬局から製薬会社に行った際にやはり問題となったのは仕事内容の違いです。
やはり、製薬会社に入社したての頃は、再び新人からのスタートで仕事が思ったほど上手く行かず、歯痒い思いをしましたが、それでも毎日何かが達成できて、とてもやりがいがあるように感じました。
以前勤めていた調剤薬局も、在宅業務もあったので、より人々に密着した仕事ができてやりがいもあったのですが、処方権がないことから、全て紙面に書かれたことに従っていることから、少し息苦しさを感じていました。
全ての意見が通るわけではないのですが、提案出来る環境があることに満足感を覚えています。
薬剤師の転職で調剤薬局から製薬会社に行く際に検討すべき点
薬剤師が転職で調剤薬局から製薬会社に行くなら、女性は特に考えるべき事があります。
転職を検討する際にやはり少し心配なのは自分がもし産休や育児休暇に入った時に、きちんと復帰できるか、ということですね。
調剤薬局であればほぼ確実に復帰できますが、製薬会社となると、制度的な物以上に周りの目、そして自分の精神的な問題があります。
数日間のブランクでも仕事のペースはすぐには戻りません。
また、会社で時短で仕事が出来る制度がありますが、実際に利用するためにはそれなりのメンタル面の強さが必要になると感じます。
仕事は仕事、家庭は家庭と割り切って、皆が働いている中帰れるならいいのですが、罪悪感が働いてなかなか帰れない薬剤師だとつらいものです。
製薬会社の学術部門はそこまで男性社会ではないので周りの目というのはそこまでないのですが、もし男性ばかりの場所にいると、なかなか理解というのは得られないものです。
職場によってはそれをはねのける強さが必要だと思います。
わたし自身、まだどうなるかわかりませんが、その時にならないと分からない、というのが企業の怖いところでしょうか。
薬剤師が転職で調剤薬局から製薬会社に移る際の手段
薬剤師が転職で調剤薬局から製薬会社に仕事を変えるのは多少の覚悟が必要です。
このように多少怖いことも言いながら薬局から製薬企業の転職でわたしが感じたことを語っていきましたが、わたしは、転職して一番感じたのが日々の刺激と満足感です。
もし今の仕事になにか物足りなさを感じることがあれば、薬剤師転職サイトで探してみてください。
また、転職エージェントに依頼することで思いもよらぬ仕事を紹介されて、その良さに気づくキッカケになるかもしれません。
もちろん、女性であれば育児休暇や周りの理解という点では将来的に重要になってくるのでその割合も調べておくと安心かもしれません。
以上、調剤薬局から製薬会社へ転職した経験談を頂きました。いかがだったでしょうか?
このような成功例は少なくはありませんが、薬剤師の転職はしやすいということから情報収集なしで就職先探しを挑むのは賢明とは言えません。
そのため、実際に転職を成功させるためには、きちんと情報を集める必要があります。。
転職の際には、当サイトの情報を駆使して、転職活動を成功という二文字で飾りましょう。
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